大多喜町 西畑歳時記2月

如月

初午の祭り

当地区の西方の山の中腹に正一位楠稲荷大明神が祭られている。初午とは、二月に入って最初の午の日が正式のものらしいが、当地区では立春を過ぎて初めての午の日を初午祭りとしていた。
明治末期頃までは、押沼、笛倉、小内の各戸から人々が集まり盛大にお祭りが行われ、境内には露店も出たと言われるが、時代の移り変わりに抗すべくもなく、今は地区内だけの祭りとなっている。

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