大多喜町 西畑歳時記9月

長月

風籠り

二百十日(一番風)二百二十日(二番風)二百三十日(三番風)の前日は、各戸から一人ずつ出て、神社に暴風雨が来ないように、又、来ても無難に過ごせるようにと、熱心に祈祷が行われた。ただ、その頃は気象予報等聞く方法もなく、大正六年の二百十日は歴史に残る程の大暴風雨となり、公共施設はじめ甚大な損害があったという。また、戦後もキテイ台風やアイオン台風等で当地方も甚大な被害に見舞われたことがある。

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つか坊と姉ちゃん