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災いの話

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元禄地震(一七〇三年)と勝浦

勝浦市の昔ばなし

元禄十六年十一月二十二日の夜、九つ子の時(午前0時頃)、前代未聞の大地震、大地おびただしく破れ、倒壊した家屋数知れず、同八つ半刻(午前三時頃)に津波、出水、明神先一丁死人又は肴を拾ふ、内宿サッダ坂下迄家を流す、安房・上総の内に死人都で一万余、諸国の死人数知れず (略)
* 津波は今の出水明神様の先まで達し、死者が出た。また、内宿サッダ(川津トンネル付近)まで津波がおし寄せ、家が流された。

『高照寺の過去帳』より高照(こうしょう)寺の過去帳によれば、「津波は今の出水神明神社の先まで達し、死者が出た。また、内宿サッダ坂(川津トンネル付近)まで津波がおし寄せ、家が流された」とある。

現在、勝浦灯台が建つあたりの字名を「平目ヶ台」(海抜約30メートル)とよぶ。 津波襲来の時、この地においてヒラメを拾った所からこのような地名がつけられたのだという。
また、市内には「海老塚」「鯛ヶ谷」「亀の台」などの地名がある。元禄津波に由来するのではないかという伝説が残っている。
(齊藤 弥四郎 編纂)

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